接着加工

各種の樹脂部材を溶剤(接着剤)を用いて、化学的もしくは物理的に接合させる加工方法。他に接合部を熱を当て、溶かし、その後冷却固化させて接着する溶着などもある。

加工の種類

溶剤接着

1液性、2液性、または薬品などを使用し異質及び同質材料を貼り付ける加工のこと。
一般的な組み立て加工に用います。

膨潤接着

接着剤や有機溶剤を用い、接続面同士を膨潤させ、膨潤層同士が混じり合いゲル状にした上で接合する加工方法。
10t位までの板材の組立を気泡を入れずに行う事が出来ます。

重合接着

主にアクリル樹脂を接続する際に用いられる方法で、アクリルと同成分の液体(モノマー)を流し込み硬化させる接着方法。
水族館の水槽は主にこの工法になります。

その他

各々の光照射装置により発生する波長領域に高感度に反応させ重合硬化を行う、光硬化型接着(紫外線硬化型、可視光硬化型)などがある。

加工実績

シューター上部

使用材料 アクリル型板
加工方法 接着加工

薬液槽

使用材料 塩ビ制電透明 
加工方法 ルーター+接着加工

ローラーカバー

使用材料 塩ビ透明
加工方法 ルーター+接着加工